月別アーカイブ: 2020年11月

PYNQでAlveo向けにVitisで作ったRTLカーネルを使ってみる

Vitisは、ホスト-FPGA間をOpenCL的に利用できるようにするXilinxの開発環境です。ホストとFPGAの間のデータ転送や制御の仕組みを自分で考えなくていいので楽なのですが、それでもちょっとした回路を動かす時にホスト側のC++コードを書くのがちょっと面倒。

と思っていたら、PYNQでAlveoにxclbinをロードして動かすのが簡単だということを知りました ( 高位合成で加速するアクセラレータ開発 (1) ~ ACRi ルームで体験してみよう )。で、RTLカーネルだったらどうなるのかな?とテストしてみたところ、同じようにRTLから作ったxclbinもPYNQから呼び出せることがわかりました。これは便利。

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Eclypse Z7でUbuntu18.04を走らせる

ZYNQを使ったシステム開発ではPS上でUbuntuを実行すると何かとはかどります。というわけで、Eclypse Z7上でUbuntu 18.04を走らせるためにu-bootとLinuxをビルドしました。手順は、ikwzmさんの https://github.com/ikwzm/FPGA-SoC-U-Boot-ZYBO-Z7 を参考に(ほぼそのままトレース)しています。

リソースなど一式は https://github.com/miyo/build-eclypsez7-linux にコミットしてます。

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