ValgrindとGDBでプログラムのメモリアクセスをみてみる

プログラムの動的な振る舞い、特にメモリアクセスの様子をみてみたくなることがあります。

たとえば、2017年のデザインガイアで発表されていたFPGAアクセラレータ開発を支援するためのツール環境では、ValgrindとGDBを使ってメモリアクセスの様子を可視化していて、面白そうだな、やってみたいなと思わされます。

とりあえず Valgrind + GDBでメモリアクセスを確認する方法を、ちょっと試してみました。

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Google XLSを使ってみた

Googleがオープンソースで公開した高位合成処理系XLSをためしてみました。サンプルは https://github.com/google/xls/tree/main/xls/examples にあるのですが、Goっぽい感じでハードウェアが設計できる処理系のようです。XLS Tools Quick Startがあるのですが、何ができるのかよくわからなかったので試してみました。

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DevCloudでOneAPIを使ってみる

IntelがCPUでもGPUでもFPGAでも同じようにプログラミングできるOneAPIをはじめる、DevCloudで試すことができる、という話を聞いたのでためしてみました。

説明書は https://github.com/intel/FPGA-Devcloud にあるのですが、若干手順が分かりづらかったのでメモです。

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Vitis/Vivado 2020.1でMicroBlazeを使う

Vitis/Vivado 2019.2ではVivado SDKがなくなり、ソフトウェア開発はVitisに統合されました。MicroBlazeを使う場合もVivadoでハードウェアモジュールを組み立ててVitisでソフトウェアの開発をします。

この記事は、Vivado 2020.1でArtyを対象にMicroBlazeを使った開発をする手順のメモです。

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Intel PAC向けに既存のstpファイルを埋め込む

Intel PACの動作を波形レベルでデバッグしたい場合、mmlinkを使ってデバッグすることができます。新しくstpファイルを作成する場合、Intel PACにSignal Tapを仕込むの手順でデバッグ可能なFPGA用ビットファイルを作ることができます。

ですが、stpファイルと設定済のafu_synth_setup向けファイルが存在している場合に、

$ afu_synth_setup --source hw/rtl/filelist.txt  build_synth
$ cd build_synth/
$ {OPAE_PLATFORM_ROOT}/bin/run.sh

とゼロからビルドすると、うまくデバッグ可能なFPGA用ビットファイルを生成することができませんでした。毎回stpファイルをSignal Tap Logic Analyzerで作成しデザインに組み込むのは面倒なので、回避策が欲しいところ。というわけで、以下が回避方法です。

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Intel PACにSignal Tapを仕込む

Intel PACはmmlinkを使って、あたかも実機とJTAGと接続しているようにSignal Tapで信号の変化を観察してデバッグできます。
Accelerator Functional Unit Developer’s Guide for Intel(R) FPGA Programmable Acceleration Cardの6. AFU In-System Debugを見ながら作業すればよい、のですが、環境によるパラメタの設定が若干わかりづらかったので、hello_afuにSignal Tapを仕込む場合の実例を紹介します。
信号見えるまでは、何が悪いのか分からず不安ですから…

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ad-refkitでFPGAの再コンフィギュレーション

ad-refkit では githubにあるXilnxリポジトリのLinuxカーネルを利用しています。これは、ZYNQ PLのコンフィギュレーションに /sys/kernel/config/device-tree/overlays を使います。

ad-refkitの場合 init.sh の実行中にFPGAのコンフィギュレーション処理が含まれていますが、マニュアルで実行したい場合は次の手順で。

python3 fpga-bit2bin.py --flip design_1_wrapper.bit fpga.bin
cp /home/user/fpga.bin /lib/firmware/
rmdir /sys/kernel/config/device-tree/overlays/fpga # if exists
mkdir -p /sys/kernel/config/device-tree/overlays/fpga
dtc -I dts -O dtb -o fpga.dtb fpga.dts
cp fpga.dtb /sys/kernel/config/device-tree/overlays/fpga/dtbo

fpga-bit2bin.pyは github からダウンロードできます。

再コンフィギュレーションする場合には一度 rmdir で overlays の下の fpga ディレクトリを削除するのが肝。rm -rf ではないので注意。

GPU拡張ボックスでAlveo U50を使ってみる

PCIeタイプのFPGAを使おうと思うとどうしてもシステムがおおきくなりがちです.ちょっと持ち運んで使いたい場合を想定してGPU拡張ボックスに接続してみました.

フルレングス・フルハイトのGPUも入るボックスなだけあって,Alveo U50は余裕で入ります.なんか,上も結構あいてるから少し前のFPGA評価ボードを入れてもよいかも.

Alveo U50の場合,PCIe x16でデスクトップPCに接続した場合と比べて,転送性能が1/8程度しか出ないものの,とりあえず認識して使えることが確認できました.

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