シンプルなSynthesijer.Scalaの始め方(1)では,環境の構築方法を紹介しました.ここでは,Lチカを例題に,Synthesijer.Scalaの使い方を説明します.
月別アーカイブ: 2015年11月
シンプルなSynthesijer.Scalaの始め方(1)
activator(sbt)を使ったシンプルなSynthesijer.Scalaの始め方について紹介します.EclipseでScalaプラグインを使って開発する場合には,Synthesijer.Scalaを使ってみる(Eclipse編)も参照してください.
その前に
SynthesijerはJavaプログラム”を”同様な振る舞いをするVHDL/Verilog HDLに変換しますが,Synthesijer.ScalaはScala”で”RTLモジュール(最終的にはVHDLあるいはVerilog HDLで出力)を組み立てるツールです.クロックレベルでの制御,同時並行処理を記述できます.
準備
続きを読むFPGAマガジンNo.11掲載記事のサンプル一式
FPGAマガジン No.11に掲載していただいた”Synthesijerを使ったFPGA上でのグラフィックス・プログラミング”という記事に使ったサンプル一式をアーカイブにまとめました.執筆当時くらいから,HDLライブラリのポート宣言方法などが変更になったため多少掲載コードと異なっています.
サンプルでは,HDMI出力部分をXilinx XAPP495で紹介されているコードを利用していますので,手元で合成する場合には,あらかじめXAPP495関連リソースをダウンロードしておく必要があります.
ちなみに,グラフィクスの事例としては,
が,とても楽しく仕上げられています.