VivadoはTclスクリプトで操作できるというのは,Vivadoを普段から利用している人はよく知っていると思います.プロジェクト作成やビルドをスクリプト化している人も多いことでしょう.Tcl経由でFPGAにビットファイルを書き込んだり,ILAやVIOを叩くという使い方もできます.
そんな便利なVivadoのTclインタプリタですが,スクリプトの実行のたびにVivadoを起動すると起動時間の長さが気になってきます.というわけで,VivadoのTclインタプリタでコマンド実行用の簡単なTCPサーバーを作ってみました.
とりあえずの最終版は command_server.tcl です.
$ vivado -mode tcl -source ./command_server.tcl
として実行すると,16384番ポートでTCPサーバーが立ち上がって,Tclコマンドを受け付けます.
ちなみに,ここで紹介する方法では,TCP経由でなんでもできてしまいます.使用する場合には,自己責任で十分に注意して実行してください.
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