Synthesijer 1.0

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いったん、現時点のコードセットをSynthesijer-1.0としてアーカイブしました。

1. ダウンロード

https://sourceforge.net/projects/synthesijer/files/synthesijer-1.0/ から

  • synthesijer-20140730.jar
  • sample-20140730.zip

をダウンロードしてください。samle-20140730.zipはサンプルプログラムです。unzipなどで展開してみてください。

2. ベンチマークをビルド,シミュレーションする

sampleには次のものがまとめられています。

  • bench – ベンチマーク用の素数を見つけるプログラムとバブルソート
  • sc1602 – 組み込みでよく見る16文字2行のキャラクタディスプレイ用サンプル
  • serial_echo – RS232Cのエコーバック。小文字を大文字に変換する
  • bf – brainf**kインタプリタ
  • test – 構文テスト用

bench以下のベンチマークプログラムをコンパイルしてみましょう。次のようにダウンロードしたJarファイルを環境変数に指定してmakeしてください。

SYNTHESIJER=~/Downloads/synthesijer-20140730.jar make

これでJavaプログラムからVHDLとVerilog HDLが生成されます。

GHDL(64bit版)があれば、次のようにしてシミュレーション用のバイナリを作成できます。

make ghdl64

バイナリを実行すればシミュレーションできます。たとえば、

./primesim_top --vcd=hoge.vcd

しばらくするとシミュレーションが終わります。(シミュレーションはfailという表示がでますが、”Simulation End!”と表示されれば問題なしです)GtkWaveなどで結果を確認すると、16bitで表現できる数の中で最大の素数65521ができていることがわかります。